オーガニックコットンとは?
オーガニックコットンとは、有機栽培された綿花の事です。
オーガニック(organic)の意味を英和辞典で引くと「有機的な」と出てきます。
「有機」には「生命力を有すること」とか「生活機能を有すること」という意味があります。(デジタル大辞宣泉)
つまり、有機栽培とは生物由来のものしか使われていない栽培を指し、
化学処理された肥料や農薬を一切使いません。
農業における「有機」とは主に肥料に使われる「堆肥(たいひ)」のことをさします。
堆肥の原料は様々ですが、一番多いのは家畜の糞を原料としたものです。
現在は、有機物を肥料として用いた栽培方法だけでなく科学肥料や殺虫剤などの農薬を使わない
栽培方法も合わせて「オーガニック」と呼ばれています。
オーガニックコットンの厳しい基準
オーガニックコットンには厳しい基準が設けられています。
3年以上農薬や化学肥料等の化学物質を使っていない農地で栽培されてはじめて、
オーガニックコットンと呼ぶ事が出来ます。
通常の栽培方法から、有機農法に切り替えても三年たたなければオーガニックの審査基準は
クリアできません。これは農地に残留した化学薬品が約3年たたないと影響がなくならないからです。
普通の綿とオーガニックコットンの相違点とは?
普通の綿の栽培には、「農薬」や「化学肥料」、「除草剤」などの化学薬品が大量に使われています。
上述のようにオーガニックコットンには化学薬品などは使われておりません。
その上、普通の綿には原料から仕立て上がりまで「漂白剤」や「化学染料」「柔軟剤」などの化学薬品が
使われており人の肌に負荷をかけています。
オーガニックコットンには、有機栽培で優しく丁寧に育てられたので後の工程でも化学薬品を使わないケースが
多いようです。
もちろん、貴久のオーガニックコットンの製品には天然染料を使用しておりますので、加工時にも人体や地球環境に
有害な化学物質を一切使用しておりませんのでご安心下さい。
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